採用動画で何を見せる?応募前のミスマッチを減らす7つの撮影項目
2026/09/05
最初に結論
採用動画で優先して見せるべきなのは、きれいな会社紹介ではなく「入社後の仕事を具体的に想像できる情報」です。実際の仕事内容、1日の流れ、一緒に働く人、職場環境、仕事の難しさまで誠実に伝えることで、応募前の理解を助けられます。
なぜ採用動画では「職場の実態」が重要なのか
厚生労働省は、採用活動で業務内容や職場環境、働き方などの情報を開示することは、入社前後のミスマッチを減らし、定着を図るうえで重要だと案内しています。
また、求人情報は正確かつ最新に保ち、虚偽や誤解を生じさせる表示を避ける必要があります。これは求人票だけの話ではありません。募集につながる採用動画でも、映像の印象と実際の職場に大きな差が出ないように設計することが大切です。
採用動画で撮るべき7つの項目
| 撮影項目 | 伝える内容 | 撮影例 |
|---|---|---|
| 1. 仕事内容 | 何を、誰のために、どのように行う仕事か | 実作業、道具、顧客へ渡す成果物 |
| 2. 1日の流れ | 出社から退勤までの代表的な動き | 朝礼、作業、打ち合わせ、片付け |
| 3. 一緒に働く人 | 上司・同僚の役割と関わり方 | 社員インタビュー、相談する場面 |
| 4. 職場環境 | 実際に働く場所、設備、服装 | 執務室、工場、現場への移動 |
| 5. 入社後の支援 | 研修、OJT、相談体制 | 先輩が説明する様子、研修風景 |
| 6. 仕事のやりがい | 社員自身が感じる価値や成長 | 具体的な経験を本人の言葉で語る |
| 7. 難しさと向き合い方 | 負担や難所、それを支える仕組み | 繁忙時の対応、チームでのフォロー |
制作手順|撮影前に決める5ステップ
- 採用課題を一つに絞る
応募数、仕事内容の理解、選考辞退、入社後のギャップなど、今回の動画で改善したい課題を明確にします。 - 想定する応募者の疑問を書き出す
「未経験でもできるか」「誰と働くか」「忙しい日はどうなるか」など、応募前に知りたいことを集めます。 - 事実確認できる材料を集める
求人票、就業規則、研修資料、現場責任者への確認を通じて、動画内の説明をそろえます。 - 業務風景と社員の言葉を組み合わせる
説明だけにせず、実際の行動と本人の言葉を一緒に見せると、仕事の具体像が伝わりやすくなります。 - 公開前に現場と採用担当が確認する
映像が現在の仕事内容・制度・職場環境と一致しているかを確認し、更新時期も決めます。
注意点|採用動画だけで完結させない
- 賃金・就業場所・勤務時間などの詳細は、最新の求人票や採用ページでも明示する
- 演出のために、普段は行っていない働き方を通常の姿として見せない
- 「若手が活躍」「働きやすい」など曖昧な表現は、具体的な制度・場面・本人の経験で補う
- 任意の数値を使う場合は、対象期間・定義・算出方法を確認する
- 仕事内容や制度が変わったら動画・説明文・求人情報を見直す
よくある質問
Q. 採用動画は何分がよいですか?
用途によって変わります。採用サイトで仕事を深く理解してもらう動画と、SNSや広告で興味を持ってもらう短い動画を分けて設計すると運用しやすくなります。
Q. 社員がカメラの前でうまく話せません。
台本を暗記するより、質問に答えてもらう形式が自然です。事前に質問を共有し、実際の経験を具体的に話してもらいます。
Q. 良い部分だけを見せてはいけませんか?
魅力を伝えることは大切ですが、実態と異なる印象を与える編集は避けます。仕事の難しさと、会社がどう支えているかをセットで伝えると誠実です。
Chain-Moviesが支援できる範囲
Chain-Moviesは、採用課題の整理から企画、インタビュー設計、撮影、編集、公開後の活用まで伴走します。
- 会社の魅力・仕事内容・採用課題の整理
- 社員インタビューと業務風景の撮影
- 採用サイト・説明会・SNS向けの編集展開
- 動画と採用ページの内容整理
出典・確認日
確認日:2026年9月5日


