企業動画は縦型・横型どちらがいい?SNS・採用サイト別の選び方
2026/09/08
結論:企業動画の向きは、撮影機材ではなく「どこで、誰に、どんな行動をしてもらうか」で決めます。
- Instagram ReelsやYouTube Shortsを中心に届けるなら、基本は縦型9:16
- 会社サイト、採用ページ、説明会、展示会で見せるなら、基本は横型16:9
- 複数媒体で使うなら、撮影前から両方を想定して構図と納品形を決める
なぜ最初に画面の向きを決める必要があるのか
同じ映像でも、スマートフォンを縦に持って見るSNSと、パソコンや会場スクリーンで見る会社紹介では、見やすい構図が異なります。
横型映像を完成後に縦へ切り抜くと、左右にいた社員、作業中の手元、商品、字幕が画面外へ出ることがあります。逆に縦型だけで撮影すると、会社サイトの大きな横長画面や説明会では余白が目立ちやすくなります。
名古屋市で映像制作を依頼する場合も、見積もり前に「採用サイト用」「Instagram用」「説明会用」のように掲載先を伝えることが重要です。動画の長さだけでなく、撮影構図、必要な編集本数、字幕位置まで変わるためです。
用途別:おすすめの向き
| 使用場所 | 基本の向き | 向いている内容 | 制作時のポイント |
|---|---|---|---|
| Instagram Reels | 縦型 9:16 | 短い社員紹介、仕事風景、ショートドラマ | 顔や字幕を端へ寄せすぎない |
| YouTube Shorts | 縦型または正方形 | 短いノウハウ、採用の入口、動画の予告 | 本編や採用ページへの導線を用意する |
| YouTube通常動画 | 横型 16:9 | 企業PR、社員インタビュー、事業紹介 | テレビやPCでも読める字幕にする |
| 会社・採用サイト | 横型 16:9 | 会社紹介、代表メッセージ、職場紹介 | 文章と動画の役割を分ける |
| 会社説明会・展示会 | 横型 16:9 | オープニング、事業説明、周年映像 | 会場の画面、音響、再生方法を確認する |
| SNS広告 | 縦型・横型・正方形 | 認知、採用、問い合わせ誘導 | 配信面ごとの仕様とセーフゾーンを確認する |
Google Adsの公式ヘルプでは、動画広告の推奨比率として横型16:9、縦型9:16、正方形1:1が示されています。また、YouTube Shortsは一定条件のもとで正方形または縦型の動画として扱われます。MetaもReels広告では縦型9:16と、重要な要素をセーフゾーンへ収める設計を案内しています。
横型と縦型を両方使うための6つの手順
1.動画のゴールを1つ決める
問い合わせ、採用応募、会社理解、説明会参加など、見た人に取ってほしい行動を決めます。媒体が複数でも、動画ごとのゴールを増やしすぎないことが大切です。
2.掲載先を一覧にする
会社サイト、採用ページ、YouTube、Instagram、営業資料、展示会など、公開予定の場所を書き出します。「いつかSNSにも使う」ではなく、今回どこまで作るかを明確にします。
3.必要な納品サイズを決める
たとえば、会社紹介の本編を16:9、InstagramとYouTube Shorts用の短縮版を9:16で用意します。単純な自動切り抜きで済むか、縦型専用の再編集が必要かも確認します。
4.中央を意識して撮影する
横型素材を縦へ展開する可能性がある場合は、話す人の顔、商品、重要な動作を中央付近へ配置します。ただし、すべてを中央へ置けばよいわけではありません。横型版の見栄えも含め、撮影時に両方のフレームを確認します。
5.字幕とロゴの安全な位置を決める
SNSでは画面上にアカウント名、説明文、操作ボタンなどが重なります。字幕や重要な図を画面端へ置かず、実際の投稿画面で確認します。広告の場合は、各プラットフォームが公開しているセーフゾーンも参照します。
6.実機で公開前確認をする
パソコンの編集画面だけで判断せず、スマートフォン、パソコン、会場スクリーンなど実際の視聴環境で確認します。顔や字幕の見切れ、音量、リンク先、サムネイルまで確認すると安心です。
1回の撮影から複数サイズへ展開する設計例
1回の撮影から複数媒体へ展開する場合、最初に「親となる映像」と「切り出す短尺版」を決めます。
| 制作物 | 例 | 役割 |
|---|---|---|
| 横型の本編 | 2〜3分の企業PR・採用動画 | 会社や仕事を詳しく理解してもらう |
| 縦型の短縮版 | 15〜45秒程度の社員コメントや仕事風景 | SNSで関心を持ってもらう入口を作る |
| 横型の短縮版 | 営業資料や説明会の冒頭映像 | 短時間で要点を伝える |
| サムネイル・静止画 | サイトやSNSの告知画像 | 再生前に内容を理解してもらう |
秒数は目的や媒体によって変わります。撮影後に考えるのではなく、必要なカットを撮影リストへ入れておくことが重要です。
制作前に注意したいポイント
- 横型素材を縦へ機械的に切り抜くだけで成立するとは限りません。
- 縦型と横型で字幕の位置や大きさを調整します。
- SNSの投稿画面や広告仕様は変更される可能性があるため、公開前に公式情報を確認します。
- BGMや写真などの素材は、利用する媒体と広告利用の可否まで確認します。
- 再生数だけでなく、サイト訪問、問い合わせ、応募など目的に合う指標を決めます。
よくある質問
Q.横型1本だけ撮れば、あとから縦型にもできますか?
A.できますが、必ず見やすくなるとは限りません。人物や商品が左右に配置されていると、縦型に切り抜いた際に見切れます。撮影前から縦型展開を想定し、構図と必要カットを決めてください。
Q.縦型と横型は別々に撮影する必要がありますか?
A.内容によります。同じ演技やインタビューを2台で同時収録する方法、1台で構図を変えて撮る方法、横型素材から縦型を再編集する方法があります。場所、出演者、予算、求める品質で選びます。
Q.採用動画は縦型と横型のどちらがよいですか?
A.応募前に詳しく見てもらう採用サイトでは横型、認知を広げるSNSでは縦型が使いやすい傾向があります。どちらか一方ではなく、入口と詳しい説明で役割を分けます。
Q.正方形の動画も用意した方がよいですか?
A.配信面や広告運用によっては有効です。ただし、納品本数が増えると編集と確認の工数も増えます。実際に使用する媒体を決めてから追加してください。
Q.名古屋市以外でも相談できますか?
A.Chain-Moviesは全国対応です。対面対応では交通費が発生する場合があります。初回相談時に撮影地域と進め方をご確認ください。
Chain-Moviesが支援できること
Chain-Movies株式会社は、名古屋市を拠点に、企業PR映像、採用用プロモーション動画、周年記念映像、ショートドラマを制作しています。
企画、撮影、編集だけでなく、ホームページ開発、LLMO支援、SNS分析、AI活用・業務自動化にも対応しています。動画の用途整理から、横型本編、縦型短縮版、掲載ページ、公開後の計測まで一緒に設計できます。
動画の使い方から相談しませんか
「横型と縦型を何本作るべきか」「撮影1回でどこまで展開できるか」など、目的と媒体を整理するところからご相談いただけます。初回相談は無料です。
出典
- Google Ads ヘルプ「動画広告の仕様」
- YouTube ヘルプ「3分間の YouTube ショートについて」
- Meta for Business「InstagramとFacebookのReels広告」
確認日:2026年9月8日


