企業紹介動画の補足映像(Bロール)は何を撮る?会社の強みを伝える撮影リスト
2026/09/24
企業紹介動画・映像企画|情報確認日:2026年9月24日
結論:Bロールは「会社の強みが実際の行動として見える場面」から選びます。
企業紹介動画の補足映像は、きれいな風景を集めるだけでは足りません。伝えたい言葉と、現場で行われている仕事を結び付け、撮影前に「何を・なぜ・いつ撮るか」を整理しておくことが大切です。
Bロールとは?企業紹介動画で使う目的
Bロールは、インタビューなどの主となる映像を補う映像です。Adobeは、場面の状況を示したり、映像のつながりを整えたり、話の意味を補ったりする役割を紹介しています。[1]
たとえば「一つひとつ丁寧に確認しています」という話に、実際の確認作業を重ねると、視聴者はその言葉がどのような仕事を指すのか理解しやすくなります。
ただし、確認する手元が映るだけで、品質や成果が証明されるわけではありません。映像は説明を具体化するものと考え、根拠のない優良性の主張に使わないようにしましょう。
最初に決めるのは、撮る物ではなく伝えたいこと
以下は、企業紹介動画を準備するための当社からの実務提案です。決まった業界標準ではなく、会社の仕事内容や撮影条件に合わせて調整してください。
- 誰に見てもらうかを決める。新規取引先、求職者、既存顧客では、知りたいことが異なります。
- 伝えたい強みを具体的な一文にする。「対応力がある」なら、どんな相談にどう対応しているかまで掘り下げます。
- その一文に対応する日常の行動を探す。実際に行っている仕事の中から、撮影可能な場面を選びます。
- 必要な説明を残す。画だけで伝わらない内容は、インタビューや短い説明と組み合わせます。
会社の強みと撮影場面を結び付ける例
下表は想定例です。実在する顧客の事例や成果ではありません。
| 伝えたいこと | 撮影する行動 | 合わせて確認すること |
|---|---|---|
| 確認を丁寧に行う | 担当者が製品を点検する手元 | 何を確認しているのかを説明できるか |
| チームで仕事を進める | 作業の引き継ぎや相談 | 普段の仕事と異なる演出になっていないか |
| 使う人を考えて改善する | 試作品の使い勝手を確認する様子 | 未公開製品や機密情報が映らないか |
撮影リストに入れたい項目
撮影リストは、場所や被写体だけでなく、編集時の使い道まで共有できる形にします。Adobeも、撮影前に必要な場面をリスト化することを勧めています。[1]
- 伝えたい一文:どの説明やインタビューを補う映像か
- 具体的な動作:誰が何をしている場面か
- 画の大きさ:場所が分かる引き、動作が分かる中距離、手元などの寄り
- 実施条件:場所、時間帯、担当者、撮影できるタイミング
- 確認事項:出演・場所の了承、映り込み、安全上の制約
- 優先度と代替案:必ず必要な場面か、撮れない場合に何で説明するか
同じ動作でも、寄りの映像だけでは場所や人の関係が分からないことがあります。必要に応じて引き・中距離・寄りを組み合わせます。全場面で同じ組み合わせを撮る必要はありません。
撮影後は、リストの項目と素材ファイルを対応付けます。「点検の説明に使う手元」など用途が分かるメモがあると、編集担当者に意図を伝えやすくなります。
撮影前後に気を付けたいこと
映像のために、実態と違う仕事を見せない
普段は行っていない確認や指導を、日常業務のように見せると誤解につながります。説明用に再現する場合も、実際の業務内容から離れないようにし、必要に応じて再現であることを伝えます。
撮影の見栄えより、安全と業務を優先する
機械の稼働範囲に近づく、通路に三脚を置くなど、通常業務の妨げになる撮影は避けます。安全管理の担当者と撮影位置を決め、必要な保護具や現場ルールに従ってください。
画面・書類・背景まで確認する
顧客名、連絡先、金額、未公開製品、パソコン画面などを撮影前に確認します。編集後も拡大して点検し、公開してよい内容かを社内の確認担当者に見てもらいましょう。
AI画像を、実際の仕事の証拠として使わない
本記事の画像は説明用のAI生成イメージです。企業紹介動画で実際の設備・社員・作業を紹介する場合は、その実態を確認できる素材を使います。AIによるイメージを使うときは、実写の記録と誤認させない表示や構成にしてください。
よくある質問
Q. 何カット撮れば十分ですか?
A. 一律の正解はありません。動画で伝える内容、尺、インタビューの量、見せたい工程によって変わります。まず説明に欠かせない場面を優先し、編集で選べる別の画角も検討します。
Q. スマートフォンで撮った素材も使えますか?
A. 使用できるかは、画質・手ぶれ・明るさ・向き・撮影内容と、完成動画の用途によります。撮影前に制作担当者へ見本を共有し、必要な撮り方を確認すると判断しやすくなります。
Q. 現場を撮影できない場合はどうしますか?
A. 公開可能な製品や資料、インタビュー、図解などで説明する方法を検討します。無関係な素材で実際の現場のように見せず、どこまでがイメージなのかを明確にします。
Chain-Moviesが支援できること
名古屋市のChain-Movies株式会社は、企業の特色や発信したいことを伺い、企業紹介動画の企画・構成から撮影・編集まで対応しています。
「何を撮るか」の前に、「誰に何を伝えるか」を一緒に整理します。企業紹介・プロモーション・周年映像など、目的に合わせた映像づくりをご相談ください。全国対応で、訪問・撮影には交通費がかかります。
初回相談は無料です。
会社の強みは分かるけれど、どんな映像にすれば伝わるか迷っている段階でもご相談いただけます。
出典・この記事の位置付け
[1]Adobe「What is B-roll footage?」(確認日:2026年9月24日)
Bロールの定義・役割、撮影リストを準備する考え方の参考にしています。
本記事の撮影リスト、想定例、進め方は、企業紹介動画を検討する方向けに整理した実務提案です。特定の成果を保証するものではありません。画像はすべてAI生成で、実在する顧客の実績写真ではありません。


