Chain-Movies

動画の修正指示はどう書く?伝わる4項目と社内の取りまとめ方

お問い合わせはこちら

動画の修正指示はどう書く?伝わる4項目と社内の取りまとめ方

動画の修正指示はどう書く?伝わる4項目と社内の取りまとめ方

2026/10/17

動画の修正指示は、「時刻・対象・変更内容・理由」をそろえ、社内で一本化して制作側に渡すと伝わりやすくなります。最初に確認する動画の版を固定し、必須の訂正と相談したい改善案を分けましょう。「もっと明るく」「テンポよく」だけで終わらせず、何を誰に伝えたいのかまで添えるのがポイントです。

この記事は、企業PR映像・採用動画・周年記念映像を確認する発注担当者に向けた、修正依頼の整理方法です。以下の4項目や記入例は実務上の提案であり、制作会社共通の規定ではありません。

※この記事のアイキャッチ画像はAI生成画像で、実際の顧客や制作現場を撮影したものではありません。

なぜ修正依頼がすれ違うのか

同じ「明るくしてほしい」でも、画面の明るさ、音楽の雰囲気、話す人の表情では対応が違います。制作側が意図を推測したまま作業すると、依頼した変更とは別の箇所を直すことにもなります。

また、営業部と採用担当が違う動画の版を見ていたり、同じ字幕に別々の修正を出したりすると、どれを採用するかの確認が必要になります。修正を整理する目的は、意見を減らすことではなく、判断が済んだ内容と、まだ相談が必要な内容を分けることです。

書き始める前に、動画の版と確認窓口を決める

確認対象のファイル名や共有リンク、版番号を記録します。共有先で動画が差し替わる場合もあるため、「今見ているものが第何稿か」を制作側と合わせておきましょう。時刻はその版の再生開始からの経過時間として書きます。

  • 確認対象:例「会社紹介動画・第2稿」。ここで示す版名は想定例です。
  • 社内の取りまとめ担当:各部署の意見を集め、重複と矛盾を確認する人。
  • 決定担当:表記・内容・構成など、判断が必要な項目を承認する人。
  • 回答期限:社内の提出期限と、制作側へ確定した依頼を渡す期限。

修正回数、追加撮影や構成変更の扱い、作業日程は、依頼前に契約・見積もりと制作側の説明を確認してください。整理表を作っただけで、すべての変更が同じ費用・納期でできるわけではありません。

修正指示を伝える4項目

1.時刻:どこからどこまでか

「中盤の説明」ではなく、「00:42〜00:47」のように範囲を書きます。字幕が一瞬だけ出る場合は表示中の時刻を指定し、必要ならその場面のスクリーンショットを添えます。

これは再生時間による場所の指定です。編集ソフトのフレーム単位のタイムコードを求められた場合は、制作側の指定形式に合わせます。全編にかかる依頼は「全編」と書き、代表的な場面も一つ添えると確認しやすくなります。

2.対象:その場面の何を直すか

映像、字幕、ナレーション、BGM、効果音などを分けます。同じ時刻でも、「画面右下の部署名」と「話している音声」は別の修正です。場所の説明だけでなく、対象を言葉にしましょう。

例えば「ロゴを直す」なら、どのロゴか、差し替え用の確定データはどれかまで示します。部署名や製品名の訂正には、正式表記を確認できる社内の確定資料を添えてください。

モニター上の企業動画で修正したい場面を指し、メモを取る担当者のイメージ
同じ動画の版を見ながら、時刻と対象を確認する場面。AI生成画像です。

3.変更内容:現在の状態と、望む状態を書く

文字の訂正は「現在:営業課 → 変更後:法人営業部」のように書きます。文章の差し替えなら、制作側が転記できる確定文を用意します。複数の候補が残っている場合は、確定指示ではなく相談中と明示します。

映像や音楽の改善では、技術的な編集方法まで指定できなくても構いません。「00:42の説明が読み終わる前に切り替わるので、この説明を読める間を取りたい」のように、視聴者にとっての望ましい状態を伝えます。具体的な調整方法は制作側と相談できます。

4.理由:何のための変更か、どの程度必須か

「正式な部署名と異なる」「応募者に作業の順序を理解してほしい」など、理由を書きます。事実の訂正と好みの提案を同じ強さで並べず、「必須」「要相談」「任意」のような区分を取り決めておくと、判断が整理できます。

理由を添えると、依頼した方法が難しい場合も別案を検討しやすくなります。ただし、要相談の項目を制作側の判断だけで確定扱いにしないよう、誰が最終確認するかを残してください。

そのまま使える修正指示の記入例

以下は架空の会社紹介動画を想定した記入例です。実際の顧客・案件の修正内容ではありません。表の上には、確認対象の版名、取りまとめ担当、回答期限を記載します。

4項目でまとめる修正指示の想定例
時刻 対象 変更内容 理由・優先度
00:12〜00:16 右下の部署名字幕 「営業課」を「法人営業部」に訂正。社内確認済み表記を使用。 正式名称と異なるため必須。
00:42〜00:47 作業手順の説明画面 切り替えが早く読み切れない。説明を読める間を取りたい。尺の調整案は相談。 初めて見る人に手順を理解してもらうため。要相談。
01:05〜01:20 インタビュー中のBGM 話す声より音楽が目立って感じる。言葉を聞き取りやすいバランスを相談。 社員の言葉が主役の場面。要相談。確認環境も共有。

音の聞こえ方を相談するときは、使った端末、スピーカーまたはイヤホン、音量の設定も添えます。特定の端末だけの問題か、ほかの環境でも同じかを一緒に確かめるためです。

社内で一本化し、修正版で回答を閉じる

  1. 意見を集める:確認者は同じ版に対して記入し、部署ごとの追記先を分散させないようにします。
  2. 重複と矛盾を整理する:「短くする」と「説明を追加する」が同じ場面にある場合は、優先したい目的を社内で判断します。元の意見は履歴として残します。
  3. 確定分と相談分を渡す:項目ごとに番号を付け、制作側が対応可否や代案を返せる欄を設けます。
  4. 修正版で確認する:各番号に対して反映済み・未対応・再相談を記録し、最終確認者が判断します。

編集によって場面の開始時刻は変わります。修正版でも古い時刻だけを頼りにせず、項目番号と内容で照合しましょう。新しい修正を出すときは、新しい版の時刻で記入します。

会議室の机で複数の意見を一枚の確認表に整理する担当者たちのイメージ
部署ごとの意見を整理し、制作側へ渡す依頼を一本化する場面。AI生成画像です。

修正を依頼するときの注意点

  • 雰囲気の言葉だけで終わらせない:「格好よく」なら、何を印象づけたいのか、今のどこが目的と合わないのかを補足します。
  • 訂正と追加制作を分ける:表記訂正と、撮影済みでない場面の追加は別の依頼です。費用・日程・必要素材の確認が済むまで実施を確定しないようにします。
  • スクリーンショットの共有範囲を確認する:社員・顧客の情報や未公開の画面が含まれる場合は、許可された相手・共有方法で扱います。
  • 確認の完了範囲を言葉にする:「確認しました」だけでは、内容を見たのか、最終版として了承したのかが曖昧です。「字幕の訂正は確認済み。音の調整は再相談」などと区別します。

FAQ:動画の修正指示でよくある質問

Q.編集の専門用語が分からなくても依頼できますか?

はい。時刻と対象を示し、現在の見え方・聞こえ方と、望む状態を説明してください。技術的な調整方法が分からない場合は、目的を伝えて制作側に案を相談できます。

Q.メール本文だけで伝えてもよいですか?

制作側と合意した方法なら構いません。ただし、複数の人や版が関係する場合は、一覧で照合できる形が便利です。ツールを増やすことより、確認対象と最新版の依頼先を一つにすることを優先しましょう。

Q.意見が社内でまとまらない場合はどうしますか?

対立する案を隠さず、どの判断が未確定かを整理します。動画の目的と視聴者に立ち返り、社内の決定担当が優先順位を付けます。制作側に相談する場合は、決定してほしい期限と社内の判断者も伝えましょう。

Q.修正回数や追加費用はどう決まりますか?

案件ごとの契約・見積もり・制作側との合意によります。この記事の整理方法は無料修正や回数無制限を意味しません。依頼内容を一覧にし、対応範囲、追加費用の有無、納期への影響を作業前に確認してください。

Chain-Moviesが支援できる範囲

Chain-Moviesは、企業PR・採用・周年記念映像などの企画・制作を支援しています。映像で伝えたいことがまだ整理できていない段階から、目的や課題を伺います。具体的な編集・修正の対応範囲は、素材や依頼内容を確認してご相談します。支援内容は公式サービスページをご覧ください。

初回無料相談で、確認の進め方から整理しませんか

「社内から違う意見が出て、修正をどうまとめるか迷っている」。そんな段階でも、まずはご相談ください。動画の用途、現在の制作段階、確認に関わる部署、希望時期を整理しておくと相談を進めやすくなります。

Chain-Moviesの初回無料相談・お問い合わせはこちら

未公開映像や個人情報を含む素材は、共有方法を確認してからお送りください。

出典・確認日

4項目、整理手順、記入例は本記事の実務提案です。特定ツールの仕様、統計、法的判断を根拠にした数値基準ではありません。確認日は情報を確認した日であり、記事の公開日ではありません。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。