会社説明会で採用動画をどう使う?上映前後に決める5つの進行項目
2026/10/14
会社説明会で採用動画を使うなら、上映する目的、見る前の一言、上映後の補足、質問の受け方、次の案内をセットで決めましょう。
動画にすべてを説明させるのではなく、仕事の場面を共通の話題にし、司会や社員の説明へつなぐのが基本です。動画の長さだけを決める前に、上映前後を含めた進行を一枚にまとめます。
※この記事の画像はAI生成のイメージで、実際の顧客や説明会を撮影したものではありません。
「完成した採用動画を、説明会の最初に流している。でも、その後の説明と内容が重なってしまう」。そんなときは、映像の作り直しを決める前に、動画と登壇者の役割を分けてみてください。
この記事では、既存の採用動画を会社説明会で使う担当者向けに、上映前後の進行を設計する方法を紹介します。以下の5項目は実務上の整理案であり、特定の尺や順番が応募・採用成果を保証するものではありません。
背景・目的:上映を「会話の入口」にする
映像で見せやすいのは、職場の空間、仕事の動き、社員同士のやり取りです。一方、募集職種による違いや、参加者それぞれの疑問は、動画だけでは説明しきれません。
そこで、動画は具体的な場面を共有する役、司会や社員はその意味と条件を補足する役に分けます。同じ説明を繰り返すのではなく、「今の場面で、何を判断していたのか」を聞く時間へつなげます。
最初に一文で決めること
「この動画を見た参加者に、何を具体的に想像してほしいか」。たとえば「入社後に、誰へ相談しながら仕事を覚えるのか」です。「会社を好きになってほしい」から、見て確かめられる内容へ絞ります。
上映前後に決める5つの進行項目
1.上映の目的と、説明会のどこで見せるか
まず、説明会全体で伝える内容を並べ、映像に任せる部分へ印を付けます。事業を知らない参加者なら会社の概要説明の後、特定職種の仕事を知りたい参加者なら職種紹介の途中など、前提がそろう位置を候補にします。
動画を冒頭に置くこと自体が正解ではありません。途中から見ると分かりにくい専門用語があるなら、先に短く説明します。複数の動画がある場合も、枠を埋めるためではなく、目的に合うものを選びましょう。
2.再生前の一言で、見てほしい場面を伝える
「まず動画をご覧ください」だけでなく、何に注目してほしいかを一つ添えます。結論を押し付ける言葉ではなく、参加者が観察できる問いにするのがポイントです。
司会の言葉の想定例
「これから、ある社員の仕事の流れをご覧いただきます。作業そのものに加えて、迷ったときに誰へ確認しているかにも注目してみてください。上映後に、実際の教わり方を社員から補足します。」
この例は、相談や確認の場面が動画に含まれる場合に使えます。映っていない内容を「見られます」と約束しないよう、完成映像を見ながら司会原稿を合わせます。
3.上映後は、映像を要約するより不足を補う
動画の直後に同じ話を最初から繰り返すと、上映の役割が曖昧になります。登壇社員には、映像に出た一場面を起点に、判断の理由や担当範囲を説明してもらいましょう。
- 「今の引き継ぎでは、どの情報を確認していますか」
- 「入社したばかりの人は、どこまで担当しますか」
- 「この社員の例と、別の部署では何が違いますか」
一人の社員の勤務例を全員共通の働き方として説明しないことも大切です。撮影後に変わった点があれば、変更点を具体的に伝えます。説明の土台が大きく変わっている場合は、その動画の上映をいったん見送る判断も必要です。
4.質問の入口と、当日答えられない場合の扱い
質問を受ける方法は、挙手、カード、オンラインの入力欄などから、参加形式に合わせて選びます。どこへ、いつ、どんな質問を出せるかを、上映前か受付時に案内しておきましょう。
質問のきっかけには「動画に出た仕事で、もう少し知りたい場面はありますか」と聞く方法があります。質問が出ないときは、進行役から「ここからは、あらかじめ用意した質問です」と明示して社員へ聞きます。参加者から出た質問を装ってはいけません。
その場で確認できない内容は、担当者と回答方法を決めて持ち帰ります。個別の事情を含む相談は、全体の場で詳しく話してもらうのではなく、本人が希望する場合に別の窓口へ案内します。
5.終わった後、何を見ればよいかを案内する
上映後の案内先は、最新の募集情報、職種別の詳細、次の説明会や見学の情報など、参加者の検討段階に合わせて決めます。選択肢を一度に並べすぎず、まず確認してほしい場所を一つ示すと進行を整理できます。
画面に案内を出すだけでなく、配布資料や案内メールなど、後から見直せる場所も用意します。リンク先が開くか、募集内容が今回の説明と合っているか、問い合わせ窓口が分かるかを担当者が確かめます。
具体的な手順:動画・司会・回答担当を一枚にまとめる
準備は、①担当者で動画を通して見る、②役割分担を書く、③本番の機材で前後を通して試す、の順で進めます。動画を再生できるだけでなく、終了後に誰が話し始めるかまで確認してください。
| 場面 | 決める内容 | 担当・確認物 |
|---|---|---|
| 上映前 | 社員の連携を見る、と伝える | 司会/導入の一文 |
| 上映中 | 使う動画と再生位置を固定する | 操作担当/確認済みファイル |
| 上映直後 | 教わり方と部署ごとの違いを補足する | 登壇社員/補足メモ |
| 質疑 | カードで受け、未回答は持ち帰る | 司会・採用担当/回答管理欄 |
| 終了時 | 最新の職種別募集情報を案内する | 採用担当/案内先URL |
時間配分は「動画の尺」だけでなく、導入、補足、質問、案内を含めて試します。時間が足りない場合は、質問をすべて省く前に、動画と口頭説明の重複を見直しましょう。
終了後は、出た質問を「動画で説明できたこと」「口頭で補足したこと」「確認して後日回答すること」に分けて残します。次回の原稿修正や動画改訂につなげるための記録であり、質問数だけで採用成果を判断するものではありません。
注意点:内容・見え方・再生できない場合を点検する
- 内容の鮮度:部署名、仕事内容、社員の紹介、制度の説明を現状と照合します。変わっている箇所を放置したまま流さないようにします。
- 使える範囲:説明会での上映、オンライン配信、終了後の動画共有がそれぞれ想定された用途か、制作時の取り決めを確認します。ここでは権利の可否を一律には判断しません。
- 見聞きしやすさ:会場の後方から字幕や画面を確認します。オンラインでは参加者側の端末でも音と表示を試し、必要な補足資料を用意します。配信ツールの操作は、使う時点の公式案内で確認してください。
- 再生トラブル:動画が流れない場合の短い口頭説明と資料を用意します。再接続を試し続けるか、代替説明へ移るかも担当者間で決めます。
動画の見栄えがよくても、募集情報との食い違いや答えられない点を曖昧にしてはいけません。「この映像はいつ、どの職種を紹介したものか」を把握したうえで使いましょう。
FAQ
Q. 採用動画は説明会の冒頭に流すべきですか?
必ずしも冒頭である必要はありません。参加者が前提を理解できる位置に置きます。会社概要を先に伝える、職種の説明中に見せるなど、動画で答えたい問いから決めてください。
Q. 動画は何分にすればよいですか?
一律の正解はありません。説明会全体の時間から、導入・補足・質疑・次の案内の時間も確保して判断します。既存動画が長い場合は、説明会向けの短縮版や章分けを検討します。
Q. 新しく撮影しなくても使えますか?
現在の仕事内容と合い、利用範囲を確認できる動画なら活用候補になります。まず不足を口頭や資料で補えるかを整理し、必要な場合に再編集や追加撮影を検討します。
Q. 質問が出なかったら、動画が伝わっていないのでしょうか?
質問がないだけでは判断できません。考える時間が必要だった可能性もあります。印象に残った場面と、さらに知りたい内容を任意で聞くなど、理解したことと未解決の疑問を分けて確かめます。
Chain-Moviesが支援できる範囲
Chain-Moviesは、仕事紹介、社員インタビュー、会社説明会や採用サイトで使う採用プロモーション動画に対応しています。企画・撮影・編集に加え、どの場面で何を伝えるかの整理から相談できます。支援内容は公式サービスページでも案内しています。
既存映像を活かしたい場合は、動画、説明会の進行案、参加対象、現在困っている点をお知らせください。再編集・追加撮影・説明資料など、何が必要かを整理します。採用人数などの成果を保証するものではなく、具体的な担当範囲と費用は相談後に確認します。
採用動画を、説明会でどう使うかからご相談ください。
初回相談は無料です。新規制作が必要か決まっていなくても、既存動画と説明会の役割分担から整理できます。
出典・確認日
- Chain-Movies公式「企業向け映像制作・AI活用支援サービス」:採用プロモーション動画の対応範囲と相談案内の確認。
- Chain-Movies公式「初回無料相談・お問い合わせ」:相談窓口の確認。
確認日:2026年10月14日。5項目の進行設計、司会原稿、確認表は本記事の実務提案・想定例です。外部調査の結果や実在顧客の事例ではありません。特定サービスの機能・料金・統計値は扱っていません。


